東宝怪獣映画の最高峰「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」に登場する東宝自衛隊オリジナルメカ、メーサー殺獣砲を作ります。
waveから最近再発されたけど、作例は随分と昔に手に入れていたもの。
もちろん、再発版も手に入れることができました。
1/87というAFVではあまり見慣れないスケールです。
鉄道模型では、HOゲージに相当するスケールですね。
架空のメカとはいえ自衛隊所属の車両ということで、角張ったフォルムとオリーブドラブの成型色が気分です。
まずはメーサー砲本体を引っ張る牽引車から製作していきます。
元となった撮影用ミニチュアは、米戦車チャーフィーのミニチュアの車台部分を流用しているらしく、それにしては履帯のモールドがつるんとしていて味気ないのでプラバンでそれらしくディティールアップ。
ライトのモールドをくり抜いて透明パーツに置き換えたり、サイドミラーの支柱を真鍮線に置き換えたりとちまちまとしたディティールアップが続きます。
組み立て説明書にもあるように、車両各所にステップ(?)を追加工作。
本キットの組み立て説明書は、インジェクションキットのものというより、メーサー砲開発史のようなものが載っていたり、遊び心あるガレージキットテイストがプンプンしてきて素敵です。
前後してしまいましたが、細部のディティールアップ前には、全体に面出し、エッジ出しをしておきます。
画像の左側は、再発版の素組み(成型色が違ってますね)。
鉄板を貼り合わせた武骨な兵器感が増したと思います。
次はいよいよメーサー砲本体に取りかかります。